
「電車が遅れて遅刻…遅刻扱いになる?」
朝、いつも通り出勤しようとしたら…
派遣社員の立場だと、遅刻がどのような扱いになるのかと不安になります。
今回は、電車遅延による遅刻のルールと、円滑に対処する法をわかりやすく解説します
労働基準法では、「遅刻=給与カット」ではなく、会社の就業規則によるとされています。つまり、「電遅遅延だから遅刻しても給与が引かれない」とは限りません。
「働いた時間分だけ給与を払う」という契約が一般的なため、遅刻した時間分は給与が発生しないケースが多いです。
「会社の判断で給与カットなし」のケースもあります。派遣会社や派遣先会社の規定によります。
「今日は30分遅刻したから、終了時間を30分延長して調整できます」というケースもあります。
もし給与から差し引かれることを避けたい場合は、「遅延証明書」の提出が有効になります。
「何時に到着できそうです」とおおよその到着時間を伝えると安心感があります。
【例】派遣会社への連絡
「おはようございます。本日、○○線の遅延により出勤が遅れそうです。現在の状況では○時○分ごろ到着予定です。遅延証明書を提出いたします。」
【例】派遣先(職場)への連絡
「おはようございます。○○線の遅延により出勤が遅れます。現在の状況では○時○分に到着予定です。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
提出を依頼されたらすぐに対応できるよう、証明書を残しておきましょう。
「給与カットになるのか」「遅刻分をその日の終了時刻を遅らせる対応で働けるのか」などを確認しましょう。
「少し早めに家を出る」「振替ルートを調べておく」などの対策をしておくと、次回の遅刻リスクを減らすことができます。
電車遅延による遅刻は、自分の責任ではありませんが、派遣社員の給与や勤務時間は「派遣会社のルール」によります。そのため、「電車の遅延時間分は働いたことになる」とは限りません。
焦る必要はなく、スマートに対応すれば問題ありません!
次回に備えて、「もしもの遅刻対策」も考えておくとさらに安心です。
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