

導入:経理職は「ママ・パパ」になっても最強の職種である
「派遣社員でも育休って本当に取れるの?」
「出産したら、今のキャリアは途絶えてしまうのではないか…」
結婚、出産、育児。人生の大きなライフイベントを前に、働き方への不安を感じる方は少なくありません。
特に派遣社員という雇用形態の場合、「契約期間」があるため、「妊娠したら契約終了になるのでは?」と心配されるのも無理はありません。
しかし、結論から申し上げます。
派遣社員でも産休・育休は取得できます。
それどころか、近年の法改正により、以前よりも取得のハードルは大幅に下がっています。
そして何より、あなたが目指している(あるいは従事している)「経理職」は、子育てとの相性が極めて良く、復帰もしやすい「最強の職種」の一つです。
専門スキルさえあれば、ブランクを恐れる必要はありません。
今回は、派遣社員が知っておくべき最新の制度(お金と権利)と、出産・育児をキャリアの「空白」にせず「強み」に変えるための戦略について、RSTANDARDスタッフの視点から徹底解説します。
まずは、あなたの権利とお金について、法的な根拠をもとに正しく理解しましょう。
「派遣だから」と諦める必要は全くありません。
@ 産休(産前産後休業):誰でも取れる権利
産休は、雇用形態や就業期間に関係なく、働くすべての女性が取得できる権利です。
・期間: 出産予定日の6週間前(多胎妊娠は14週間前)〜出産後8週間。
・お金: 派遣先の給与は止まりますが、健康保険から「出産手当金」(給与の約3分の2)が支給されます。
・社会保険料: 産休期間中は全額免除されます(将来の年金額には影響しません)。
A 育休(育児休業):法改正で取りやすくなった!
以前は「同じ派遣会社で1年以上働いていないと取れない」という厳しい壁がありましたが、2022年の法改正により要件が大幅に緩和されました。
【現在の派遣社員の育休取得要件】
1.原則として誰でも取得可能
※ただし、労使協定により「入社1年未満の従業員」を除外している場合は対象外となります(RSTANDARDスタッフの規定をご確認ください)。
2.契約要件(ここが重要!)
「子どもが1歳6ヶ月になるまでの間に、契約が満了することが明らかでないこと」。
つまり、契約更新の可能性がある状態であれば取得可能です。
B 育児休業給付金(雇用保険):生活を支える命綱
育休中も、雇用保険から給付金が出ます。
・支給額: 最初の180日間は給与の67%、それ以降は50%。
・実質手取り: 育休中も社会保険料が免除され、給付金は非課税であるため、実質的には「手取り給与の約8割」がカバーされるイメージです。
手続きは、雇用主である派遣会社(RSTANDARDスタッフ)が行います。
妊娠がわかったら、早めに担当コンサルタントへ相談しましょう。
「制度はあっても、実際に復帰できるかは別問題では?」
そう思うかもしれませんが、ここで「経理職」という選択が活きてきます。経理は他の職種に比べて、育児中の復帰ハードルが圧倒的に低いのです。
理由1:スキルが「持ち運び可能」だから
営業職や企画職は、その会社の人間関係や商品知識に依存しがちですが、経理の知識(簿記、税法、決算フロー)は、どの会社でも通用する「ポータブルスキル」です。
A社で産休に入り、復帰時に条件が合わなければ、B社で働くという選択が容易にできます。
「あなた個人」にスキルがあれば、場所を選ばずに働けるのです。
理由2:「SaaS×リモート」で在宅ワークが加速
クラウド会計ソフト(freee、マネーフォワードなど)の普及により、経理は「出社しなければできない仕事」ではなくなりました。
RSTANDARDスタッフでも、「週3日の在宅勤務OK」「月初の3日間だけ出社」といった、育児と両立しやすい求人が増えています。
理由3:派遣経理なら「時短×高単価」が可能
フルタイム正社員での復帰が難しくても、派遣なら「10:00〜16:00」といった時短勤務が選べます。
しかも、一般事務の時短勤務に比べて、経理(特に決算経験者や簿記保有者)の時給は高めに設定されています。
「短い時間で、効率よく稼ぐ」ことができるのが、経理派遣の強みです。
育休期間は、仕事から離れる「空白期間」ではありません。
むしろ、日々の業務に追われることなく、新しい知識をインプットできる「キャリアの充電期間」と捉えましょう。
育休中に以下のスキルを磨いておくと、復帰時の市場価値が劇的に上がります。
@ 簿記・資格の取得
まとまった時間が取りやすい時期です。簿記2級や3級はもちろん、FASS検定などの実務資格に挑戦してみましょう。
資格は「ブランク中も勉強していた」という意欲の証明になり、復帰時の面談で高く評価されます。
A 最新の法改正(インボイス・電帳法)のキャッチアップ
経理の世界は数年で常識が変わります。
育休中に「インボイス制度」や「電子帳簿保存法」が施行されているかもしれません。Web記事や専門書で概要だけでも理解しておきましょう。
「休んでいましたが、インボイスの仕組みは勉強済みです」と言えれば、即戦力扱いです。
B SaaS(クラウド会計)の認定資格
freeeやマネーフォワードには、個人で取得できる認定資格(無料のものもあり)があります。
これを持っていれば、リモートワーク可能な先進的な企業への復帰パスポートになります。
C Excelスキルのアップデート
XLOOKUP関数やピボットテーブルなど、業務効率化に直結するスキルを習得しておきましょう。
復帰後、時短勤務で成果を出すための最強の武器になります。
育児休業が明けた後、どのような働き方を選ぶべきか。
RSTANDARDグループなら、あなたの状況に合わせて2つのルートを提案できます。
ルートA:RSTANDARDスタッフ(派遣)で「ならし運転」
いきなりフルタイム正社員に戻るのは、体力・精神力ともにハードルが高いです。
まずはRSTANDARDスタッフで、「週3日」「時短勤務」「残業なし」の派遣案件を紹介してもらい、仕事と育児のリズムを作ります。
派遣なら、子どもの急な発熱などにも理解のある職場を選びやすいメリットがあります。
ルートB:RSTANDARDキャリア(人材紹介)で「正社員」へ
育児が落ち着き、フルタイムでバリバリ働けるようになったら、RSTANDARDキャリアへ相談してください。
派遣時代の実績や、育休中に取得した資格をアピールし、理解のある企業の正社員(または紹介予定派遣)求人をご紹介します。
「ママさん経理」が活躍している企業や、フレックス制度が整った企業の情報を豊富に持っています。
権利があるからといって、周りへの配慮を欠いてはいけません。
「判断できる実務家」として、スムーズに産休に入り、歓迎されて戻ってくるためのポイントを押さえましょう。
@ 報告のタイミングは「安定期」が目安だが…
派遣会社(RSTANDARDスタッフ)への報告は、早めがおすすめです。つわり等で体調不良になる可能性があるためです。
派遣先への報告は、派遣会社と相談の上、安定期に入ってから行うのが一般的ですが、業務の引継ぎ期間を考慮してスケジュールを組みます。
A 引継ぎマニュアルの作成(立つ鳥跡を濁さず)
あなたが抜けた後、現場が混乱しないように業務マニュアルを作成しましょう。
「〇〇さんが作ってくれたマニュアルのおかげで助かった。早く戻ってきてほしい」
そう思われる状態で産休に入ることが、復帰後のあなたの居場所を守ります。
B 「契約更新」の意思表示
産休に入る前の契約更新時、「復帰する意思があること」を明確に伝えましょう。
これにより、派遣会社も「復帰待ちスタッフ」としてあなたを管理し、適切なタイミングで次の仕事案内ができます。
「派遣だから、出産後の仕事が不安…」
その悩みは、正しい知識と戦略で解消できます。
1.制度: 法改正により、派遣でも産休・育休は取得しやすくなった。
2.お金: 給付金と社会保険料免除で、生活は守られる。
3.職種: 経理はリモートや時短と相性が良く、復帰しやすい。
4.準備: 育休中のリスキリングが、復帰後の時給を決める。
ライフイベントをキャリアの「中断」にするのではなく、新しい働き方へシフトする「転換点」にしてください。
RSTANDARDスタッフとRSTANDARDキャリアは、働くママ・パパ経理の実務家を全力でサポートします。
「妊娠したかも?」「将来、子どもが欲しいけど…」
そう思ったら、まずは担当コンサルタントにご相談ください。あなたのライフプランに合わせた最適な働き方を、一緒に描いていきましょう。
▽研修・サポート充実の経理派遣でお仕事▽

RSTANDARDはバックオフィスの効率化・付加価値向上・コスト削減・アウトソーシング等の各種支援サービスを行っております。