経理未経験から経理派遣スタッフになる!

「資格があるのに採用されない?経験があるのに時給が上がらない?」
~派遣経理の『スキルの真実』を解き明かす~

資格を取ったけれど、採用されない理由

  • 「簿記2級を取得したけれど、未経験だからと不採用に…」
  • 「派遣先では“経験があれば資格はいらない”と言われた」

こんな矛盾に心当たりはありませんか?経理職で派遣として働こうとするとき、多くの人が簿記などの資格や経理経験を重視します。けれど、実際の採用現場や就業後の評価では、それらが思った通りに働かないことがよくあります。

  • なぜ、資格があっても評価されないのか?
  • なぜ、経験があっても時給が上がらないのか?

このコラムでは、経理派遣社員として「資格」「経験」をどう活かすか、そして本当に評価される「スキル」の正体についてお話しします。

「資格」と「経験」は万能ではない

資格と経験、それぞれの強みと限界を、正しく知っておくことがとても大切です。

資格の強み

  • 正しい知識があることの証明
  • 一定水準の理解力や努力を示せる
  • 未経験でも評価されやすい

資格の限界

  • 現場での即戦力には直結しにくい
  • 応用力や判断力までは証明できない
  • 実務のスピード感や特殊ルールには非対応

経験の強み

  • 実際の経理業務に対応できる安心感
  • システム操作や社内ルールへの理解がある
  • 現場での柔軟な対応力が身につく

経験の限界

  • 特定の会社・業務に偏った知識になりがち
  • 基本ルールを知らないまま、独自のやり方を続けてしまうことも
  • 数字に見える成果として伝えにくい

経理の資格、経理の経験のどちらにも「強み」と「限界」があり、片方のみで“万能な評価材料”にならないことが分かります。

経理派遣の採用現場では「判断する人」が違う

ここで忘れてはいけないのが、あなたの資格や経験を“判断する人”の理解度です。多くの派遣会社では、経理の実務経験がない営業担当者やキャリアカウンセラーが、あなたの経歴を見て求人を紹介します。
その際、資格や経験の『本質』を理解できていない場合次のようなことが起こります。

  • 資格があるだけで「即戦力」と誤解される
  • 経験があるだけで「大丈夫」と判断される
  • 実際の業務内容を正確に把握されていないままマッチングされる

結果として、「話が違う」「スキルが足りなかった」「評価できない」という不満がうまれるのです。

派遣先企業も「資格」「経験」だけでは判断していない

派遣先の経理担当者も資格や経験だけで派遣社員を評価しているわけではありません。むしろ重要視しているのは、以下のような“実務対応力”です:

  • 売掛・買掛の処理をどのくらい正確・迅速にこなせるか
  • 社内のツールやシステムにどれだけ早く慣れるか
  • 上司や他部署と円滑に連携できるか
  • 曖昧な指示にも、自分で考えて動けるか

つまり、「資格あり」「経験あり」ではなく、“動けるスキル”があるかどうかが評価の基準になっているのです。

簿記の資格・経理の経験を「経理スキル」に変える3つのステップ

簿記などの資格や経理の経験を持っているだけで不十分で、どうすれば“本当に評価されるスキル”に変えられるのでしょうか?
その鍵は次の3つにあります。

経理経験の言語化

単に「3年経理をやっていた」ではなく、「月次決算で〇件の決算整理仕訳を処理し、△△の効率化を達成」といった具体的に。

簿記など資格を経理実務に変換

消費税法能力検定2級の知識を、日常業務でどう活かしたのか?→「消費税区分を意識した仕訳処理ができる」など、実務と結びつける視点を持つ。

ポータブルスキルの意識

会社を超えて活かせる『共通スキル』も大切なスキル。
たとえばExcelの加工、報告のまとめ方、周囲への説明スキルなどを磨いておく。


これらを意識することで、派遣会社の担当者にも、派遣先の企業にも、あなたの経理スキルを的確に伝えることができるようになります。

それでも「伝わらない」なら、選ぶべきは派遣会社

ここまでを読んで、「自分もちゃんと説明してるつもりだけど、伝わらないんだよな…」と感じた方もいるかもしれません。その場合、問題はあなたの伝え方ではなく、「伝わらない派遣会社」にある可能性が高いです。
あなたのスキルを理解し、あなたの未来を一緒に描いてくれる派遣会社でなければ、どれだけ頑張っても評価されないことがあります。

Rの経理派遣は、スキルの「翻訳者」であり「育成者」

Rの経理派遣では、あなたの資格や経験を正しく評価し、“経理実務力”として変換するサポートを行っています。

  • キャリア面談では、担当者自身が経理経験者
  • 資格をどう活かせるか、経験をどう伝えるかを具体的にアドバイス
  • スキルに見合った求人選定と派遣先へのアピール資料の作成
  • 就業後もスキルの棚卸しとレベルアップを支援

あなたの持っている資格や経験は、磨き方と伝え方次第でもっと高く評価される可能性があるのです。


まとめ:資格と経験はスタート地点→「経理スキル」の評価へ

  • 資格=知識の証、経験=実務対応力、どちらも価値がある
  • しかし、採用や評価では「経理スキル」として認識されなければ意味がない
  • そのためには、伝え方とサポートしてくれる派遣会社の存在が重要
  • 「自分の資格や経験、本当に伝わっているのかな?」
  • 「時給や職場選び、これでいいのかな?」

そう感じたら、Rの経理派遣で一度話を聞いてみてください。あなたの『評価される未来』を、ここから一緒に考えていきます。

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