一般に、経理アウトソーシングの料金というと、「高い」というイメージがあるのではないだろうか。
1仕訳〇〇円、1時間〇〇円、1か月〇〇円など様々な契約形態があるが、社員の給与単価と比較したら、高いと感じることも少なくない。ただこれは、表面上のイメージである。実際は、依頼する業務に応じて適切な契約形態をとることで、割安となることも多いので、そのあたりを掘り下げてみよう。
経理アウトソーシングで業務効率化・コスト削減
経理アウトソーシングならRSTANDARD
社員・派遣社員・アルバイトの雇用コストは、経理アウトソーシング費用と比較して割安と感じている人が多いのではないだろうか。確かに、安定して雇用が継続できていればその通りである。一方、雇用の流動化が進んだ現代において常時、採用を行っている企業は、意外にも採用・教育に関わるコストが膨大になっている。
採用コストというと、求人媒体費用やエージェント手数料だけと考えている人が多いのではないだろうか。実は、それ以外にも採用にまつわるコストが山ほどあり、それらを含めると採用コストの膨大さが実感できる。採用に関係するコストを列挙してみよう。
これらの採用コストは、採用案件ごとに発生するため社内人件費を含むると以外にも膨大になることが想像できるだろう。
雇用の流動化が進む現代において、多額な採用コストをかけたにも関わらず、労働者が定着しないという事例が相次いでいる。定着しない理由は様々とあるが、定着しない状況のまま従来と同様の採用活動を行うということは、多額の採用コストを支出することなる。
実は、「繰り返す採用」は、コストのみならず「業務品質」を大幅に低下させてしまうのである。
伝言ゲームというのをご存じだろうか。伝言ゲームとは、人から人へ同じワードを伝えていき、最初に伝言した言葉と最後に受け取った言葉が、同じが否か競うものである。ご存じのように、同じ言葉を伝えているつもりでも、どんどん言葉が歪んで伝わっていく。「繰り返す採用」も正に伝言ゲームなのだ。採用を繰り返すごとに業務品質が劣化していく。
「繰り返す採用」を行っている企業では、その採用コストに比べアウトソーシング費用のほうが安いことが多い。また、経理アウトソーシングでは、高い業務品質を維持してくれるので、低コスト高品質を実現してくれることもある。流動化が促進される近未来に向け、検討してみる価値はありそうだ。